GCPでSFTP接続する方法とFTPソフトの使い方【2025年版】

GCP(Google Cloud Platform)でWordPressなどのサイトを構築した際、ファイルのアップロードや編集を行うには「FTPソフト」が便利です。
ただし、GCPは通常のFTP(21番ポート)を利用できないため、代わりに**SFTP(SSH File Transfer Protocol)**を使う必要があります。

この記事では、FileZillaなどのFTPクライアントを使って、GCPのVMインスタンスに安全に接続する方法を解説します。


✅ FTPとSFTPの違い

プロトコルポート暗号化GCPでの使用
FTP21なし❌ 不可(要設定)
SFTP22あり✅ 利用可能(推奨)

SFTPはSSHを利用した安全なファイル転送方式で、GCPとの接続にも適しています。


🧰 必要なもの

  1. GCPのVMインスタンス(SSH接続可能な状態)
  2. インスタンスの外部IPアドレス
  3. GCP上で登録したSSH公開鍵と対応する秘密鍵(.pemや.ppkなど)
  4. SFTP対応FTPソフト(FileZillaなど)

🔧 SSH公開鍵・秘密鍵の作成方法(ローカルPC)

もしまだSSHキーを作成していない場合は、以下の手順で新しく生成できます。

✅ Windows(PowerShellまたはGit Bash使用)の場合

1.PowerShellまたはGit Bashを開く

2.以下のコマンドを実行:

  • your_key_name の代わりに任意の名前を使用可能
  • 作成されたファイルは -f以降で指定した「C:\Users\ユーザー名\.ssh」ディレクトリ に保存されます
ssh-keygen -t rsa -b 2048 -f C:\Users\ユーザー名\.ssh\your_key_name

3.秘密鍵のパスフレーズを入力してください。何も入力しなければパスフレーズなしでも生成可能です。

Generating public/private rsa key pair.
Enter passphrase (empty for no passphrase):
注意事項

※.sshフォルダが作成されていない状態で、コマンドプロンプトで実行するとエラーが出ることがあります。

コマンドで指定するディレクトリにおいて実行前に.sshフォルダを作成して試してみてください。

生成後、.pub ファイルの中の文字列をGCPのSSH公開鍵として設定します。


🖥 FileZillaでのSFTP接続設定

1. FileZillaを起動 → 「サイトマネージャー」へ

2. 新しい接続を追加し、以下のように設定:

  • プロトコル:SFTP – SSH File Transfer Protocol
  • ホスト:インスタンスの外部IPアドレス
  • ポート:22(または空欄)
  • ログオンの種類:鍵ファイル
  • ユーザー:GCPで登録したSSHユーザー名(以下の手順で確認可能)
  • 鍵ファイル:生成した鍵ファイルを指定

『Compute Engine』→『メタデータ』からユーザ名を確認可能です。

3. 接続ボタンをクリックして完了!

おそらく以下のディレクトリにワードプレスがインストールされていると思います。

/var/www/html

🔄 ありがちな接続エラーと対策

エラー内容対策
Permission denied (publickey)ユーザー名と秘密鍵の対応が合っているか確認
タイムアウト外部IPが間違っていないか、ファイアウォールのポート22が開いているか確認

✅ まとめ

  • GCPではSFTP接続が標準・安全です。
  • FileZillaなどのFTPソフトを使えば、直感的にファイル操作が可能。
  • 接続には外部IP・ユーザー名・秘密鍵の3点が必要です。

SSH接続と合わせて、ファイルのアップロードや設定変更を効率よく行いましょう

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